妊娠10ヶ月

妊娠から出産までの10ヶ月
楽しい妊娠生活

妊娠10ヶ月(36〜40週)

妊娠10ヶ月(36〜40週)のようす

妊娠10ヶ月のママのからだ  

妊娠10ヶ月の赤ちゃんのからだ

●妊娠10ヶ月(36週〜40週)

 いよいよお産が近づいてきます。赤ちゃんに会えるという
 喜びと分娩に対する不安があると思いますが、
 1番大切なことは心のゆとりです。

 お産の知識をしっかり身につけて心身ともに
 リラックスしましょう!

 ★お産の準備

 入院グッズの最終確認をします。1人で入院になっても
 いいように、入院時の荷物、入院中の荷物、退院に必要な物と
 区別しておくといいでしょう。

 また緊急なときでもわかるように家族にも伝えておきましょう。

 ★パパと打ち合わせ

 入院時や入院中のことをパパと相談しておきます。
 1人のときにお産が始まったときのことや入院時にパパが
 すること、上の子がいる場合には預け先のことなどを
 決めておきます。

 ★1人の時に陣痛が始まったら

 「だれもいないときに陣痛が始まったらとどうしよう?」と考え
 不安になることもあるでしょう。

 でも、初産の場合陣痛から10時間以上かかるのが普通です。
 落ち着いてパパと連絡を取り合い、また病院にも連絡をして
 指示に従うようにします。

 ★外出するとき

 お産が近いからといって家に閉じこもってる必要はありません。
 軽い散歩や近くの買い物は安産するためにも効果的です。
 急に備えてバッグには替えの下着とナプキンやタオル、
 また病院で必要な健康保険証と母子健康手帳を入れておくと
 いいでしょう。でも1人の遠出はなるべく控えめに。

 ★適度に動いて

 安産のためにマタニティ体操をしたり軽い散歩や家事を
 きちんとしましょう。床の雑巾がけは産道を広げるいい運動に
 なります。

 またこむらがえりをふせぐため下半身のストレッチも有効です。

 ★呼吸法の確認

 自分の呼吸法の最後の確認をします。しかしいくら練習しても
 本番ではうまくいかないことも多いようです。そんなときは
 助産師さんのリードにまかせます。

 そしてわからなくなったら深呼吸を思い出して。大きく鼻から
 息を吸ってゆっくり口から吐き出します。赤ちゃんの頭が
 出てきたら短促呼吸に。

 お産の進み方をきちんと理解しておくと、あわてたり、
 パニックになるのを防げます。お産の進行と流れについて、
 もう一度おさらいしておきましょう。

 腹式、胸式、どちらでも自分がしやすいほうでいいですから、
 ゆっくりできるだけ長く、息を吐く練習をしましょう。

 大事なのは体の力を抜いてリラックスすること。
 ゆっくりフ〜〜〜と息を長く吐くのが効果的です。
 秒針のついた時計を見ながら1、2、3、4、5、6と、
 6秒間ぐらい吐きながら、手足をダランと体の力を
 抜いてみます。陣痛がきたら、このように息を長く吐いて
 リラックスできるとずいぶん楽になるでしょう。

 ★部屋の準備

 退院後に赤ちゃんが安心して過ごせるスペースを作ります。
 部屋の掃除をしっかりとして、赤ちゃんが泣いたときや
 異変があったときにすぐに対応できる部屋作りをして
 おきましょう。


 ・妊娠10ヶ月のママのからだ

 ★健診日のチェックポイント

 妊娠37週くらいから週に1度の健診になります。
 超音波をおなかにあてて赤ちゃんの心音を聞き成長状態を
 チェックします。子宮口の開き具合や赤ちゃんが
 どれぐらい下がってきているか確かめ出産予定日の
 確認をします。

 ★赤ちゃんが下がり始める

 赤ちゃんがさがってくるので子宮が下がった感じになります。
 胃の圧迫がなくなり食欲が増してきます。腰や恥骨、
 太ももの付け根が痛くなり始めます。赤ちゃんの頭がママの
 骨盤に固定され始め胎動をあまり感じなくなります。

 ★規則正しい食生活

 それまで仕事をしていた人や里帰り出産で帰省した人は、
 ついだらだらと過ごしてしまいがちです。しかしここで
 食べた物は赤ちゃんではなく、ほとんどママのお肉に
 なってしまいますので注意が必要です。

 ママの体重が増えると産道が狭くなり、さらに赤ちゃんが
 大きくなってしまうので難産になりがちです。 気をつけながらも
 適度に動いて安産を目指しましょう。

 ★おなかが重くてトイレも近い

 おりものの量が増え、尿が近くなります。便意を感じても
 すっきり出ないことも多くなるでしょう。尿が近くなるので
 水分を取りたがらない人もいます。しかし血液循環を
 よくするためにも水やお茶といった糖分のない飲み物を
 たくさん取りましょう。
 糖分の多い飲み物は控えます。

 ★お産の兆候

 お産の兆候が出始めます。おなかが張るようになって
 子宮口が柔らかくなり少し開いてきます。おなかが張り
 「陣痛かな?」と思ったら痛みが遠のく前駆陣痛が起こること
 もあるでしょう。

 「陣痛かな?」と迷うような痛みはほとんどは本物の陣痛では
 ありません。痛みがだんだん強くなってきて間隔が
 10分くらいに規則的になれば本物の陣痛です。

 ★予定日を過ぎたら?

 予定日を過ぎてもお産の兆候が出なくて心配になる場合も
 あるでしょう。しかし42週を過ぎる過期産になることは
 ごくわずか。自分のからだを信頼し、不安なときは医師に
 相談しましょう。


 妊娠10ヶ月の赤ちゃんのようす

  身長約50cm、体重約3000g で、だいたいすいか
 中1個くらいです。

 赤ちゃんはあまり大きくなりません。外見も中身も新生児と
 おなじになります。

 ★ノンストレステスト(NST)

 分娩監視装置をおなかにあてて赤ちゃんの心音や
 子宮収縮を調べます。健診に1時間以上かかることも多く
 時間に余裕を持たせましょう。

 ★部分的な働きがはっきりと

 顔がふっくらして脳も発達します。体重は
 3000〜3100gくらいで身長は50cm。つめも指先より伸び、
 髪の毛も数センチ伸びています。
 肌がピンク色になり皮下脂肪も十分につきます。

 ★4頭身でふっくら

 赤ちゃんは4頭身になり皮下脂肪が増えてかなり
 ふっくらしてきます。免疫がつき病気に対する抵抗力が
 つきます。妊娠36週以降で体重が2500gあれば、ほぼ
 赤ちゃんとして成熟していていつ生まれても心配ありません。

 ★赤ちゃんも準備している

 この頃の赤ちゃんはあまり大きくなりません。羊水の量も
 8ヶ月くらいをピークに減ってきてママは胃の圧迫感が
 取れた感じがするでしょう。お産が近づくと大きな胎動は
 少なくなり、ママの骨盤に頭を固定するようになります。
 赤ちゃんもおなかの外の出る準備を着々と進めているのです。

 ★肺の働きが成熟

 外見も中身も新生児と同じになります。肺機能、腎臓機能が
 成熟し皮膚からむくみが消えます。そして新生児特有の
 ばら色の肌になります。骨格は完成し筋肉は緊張してて
 生まれてすぐに動かせるようになります。

 ★生まれる日は赤ちゃんが決める

 出産予定日は大人が勝手に決めたデータです。その日に
 きっちり生まれる赤ちゃんは10人に1人もいません。
 出産予定日前でも赤ちゃんからのサイン(そろそろコール)を
 見逃さないで!

 ★最後まで体重管理を怠らずに!

 妊娠36週ごろになると、赤ちゃんの膵臓(すいぞう)が
 完成して、自力でインシュリンを分泌しはじめます。ママが
 この時期にたくさん食べると、赤ちゃんは自分の力で
 血糖値をあげ、おなかの中で一気に太る可能性があります。

 赤ちゃんが将来、肥満児になるかどうかの節目は、
 妊娠28〜31週ごろと妊娠36週から出産までの間です。
 誕生後は、1歳ごろの乳児期と思春期。

 妊娠36週以後、赤ちゃんはいつ生まれてもいいぐらいに
 成熟しています。体重も2500gを超えていれば十分で、
 つまり、臨月の4週間、ママの体重はほとんど増えなくても
 大丈夫なのです。

 「小さく生まれて大きく育ちたい」のが、赤ちゃんからの
 希望です。ママはくれぐれも過食にならないように
 注意しましょう。



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