妊娠8ヶ月

妊娠から出産までの10ヶ月
楽しい妊娠生活

妊娠8ヶ月(28〜31週)

妊娠8ヶ月(28〜31週)のようす

妊娠8ヶ月のママのからだ  

妊娠8ヶ月の赤ちゃんのからだ

●妊娠8ヶ月(28週〜31週)

 急におなかが大きくなり胎動もはっきりわかります。
 また甘い物が食べたくなり妊娠線が出来やすい頃です。

 ★果物の食べ過ぎ

 果物が太らないと思うことが多いようですがビタミンが豊富な
 果物ですでもやはり食べすぎは糖分として
 カロリー加算されますので注意が必要です。

 ★薄味の食事で減塩を

 妊娠8ヶ月頃からよく聞くのが尿蛋白、浮腫、高血圧などの
 言葉でしょう。これらは薄味の食事をすることでかなりの対策が
 取れます。

 塩分やカロリーの高い食べ物はこれから少しだけ
 我慢しましょう。

 ★定期健診

 妊娠8ヶ月目からは定期健診が2週に1回になるところが
 多いでしょう。何かトラブルがあり、検診に行ったつもりが
 そのまま入院ということもあります。

 この頃から必要な荷物は簡単にまとめておきましょう。

 ★入院時の荷物をそろえる

 いつ入院してもいいように入院時の荷物を揃えておきましょう。
 必要な物は買い足し1つのバッグにまとめておきます。
 外出先からの急に備えて、家族にもわかる場所に
 置いておくと安心です。

 ★里帰り出産

 里帰り出産を予定している人は医師と打ち合わせをして
 おきましょう。出産の気がかりがある場合は少し早めに、
 通常でも妊娠35週までには帰省するほうが安心です。

 出発前には医師から転院先の医師宛に紹介状を
 書いてもらい、帰省したらすぐに転院先の病院で
 診察を受けるようにしてください。交通手段はからだに
 負担のない方法を。

 ★仕事はいつまで?

 妊娠8ヶ月頃に仕事をやめる人が多いようです。
 健康保険法には出産前42日前からもらえるお金がありそれを
 目安にする人も多いでしょう。

 妊娠8ヶ月のママのからだ

 ★貧血対策を

 鉄分が足りなくなり貧血ぎみになることが多くなります。
 鉄分の多い食べ物を進んで食べましょう。ひじきや
 ほうれん草、こまつなやレバーなどは鉄分が豊富に
 含まれています。

 ★逆子直し

 28週になっても逆子が直らないようなら、医師に逆子体操を
 すすめられるかもしれません。胸膝位の姿勢が逆子にいいと
 されています。

 ★母体のエネルギー配分が変わります

 妊娠28週になると、母体の脂肪からつくられるブドウ糖が、
 赤ちゃんへ優先的に送られるようになります。これが母体の
 エネルギー配分が変わるということ。

 突然ケーキやチョコレート、アイスクリームなどが
 食べたくなるのも、おなかの赤ちゃんがブドウ糖を
 欲しがっているから。今までケーキは嫌いだったという
 ママでも、妊娠28週を境に食べたくなるというケースも
 目立ちます。

 しかし、食欲にまかせてたくさん食べると太りすぎのもと。
 それに、おなかの赤ちゃんのためにもよくありません。
 この時期、赤ちゃんの体では60兆個の細胞が完成し、
 ママがたくさん食べると、赤ちゃんの細胞に「胎内肥満」の
 スイッチが入ってしまう心配があります。

 妊娠28週から31週ごろの3〜4週間は、とくに上手に食欲を
 セーブすることが重要です。

 ★むくみやすくなります

 足のすねの部分を指で押してから放すと、すぐに戻らずに
 くぼみがつくことがあります。これが「むくみ」で医学用語では
 「浮腫(ふしゅ)」といいます。むくみは、血液中の水分が
 血管の壁から染み出てきて、皮膚の下にたまった状態です。

 妊娠後期には母体の血液の水分量が多くなります。
 体を循環する血液がますますたくさん必要になるため、
 水分を多くすることで血液量を増やすからです。生理的な
 水血症といい、ネットリしがちな血液をサラサラにして
 血管の中を通りやすくしたり、血圧を上げないように
 するための、大事な体のしくみです。

 水っぽい血液からは水分も染み出しやすいので、
 妊娠28週以後は、むくみやすくなるのです。むくみ対策には、
 足の下にクッションを置いて足を高くした姿勢で
 寝るとよいです。

 また、体の左側を下にして横向きに寝ると、子宮が下大静脈を
 圧迫するのを防いで、下半身から心臓へ戻る血液の流れが
 よくなり、むくみがとれやすくなります。

 ★時々おなかが張るようになります

 おなかが張るというのは、痛みがなくて少しおなかが
 固くなることをいいます。妊娠後期では1日に何度か、
 とくに夕方になるとおなかが張ることがよくあります。
 働いている人や立ち仕事の多い人、上の子の世話が
 ある人はおなかが張りやすいものです。

 横になって安静にすれば、ほとんどの場合はじきに張りが
 とれます。


 妊娠8ヶ月の赤ちゃんのようす

  身長約43cm、体重約1800g で、だいたい
 かぼちゃ1個くらいです。

 ★呼吸様運動

 妊娠8ヶ月の赤ちゃんは生まれたときのために呼吸と
 よく似た練習を始めます。羊水を飲んで肺の中でためこんで
 ふくらませ、また吐いたりします。
 これを呼吸様運動といいます。

 ★羊水の量

 この頃が羊水の量のピークです。大きくなった子宮で胃や
 膀胱が圧迫されて食欲が落ちたり尿が近かったりするでしょう。
 羊水の量はこのあと出産まで少しずつ減っていきます。

 ★聴覚の発達

 聴覚が発達して音の違いがわかるようになります。
 音の強弱や高低を聞き分ける能力がつきます。

 ★味覚の発達

 味覚が発達して甘味や苦味を感じられるようになります。
 いろいろな実験から赤ちゃんは甘い物を好むと
 言われています。

 ★器官の成熟

 妊娠8ヶ月の赤ちゃんは、目、鼻、耳などを
 完成させていきます。
 また心臓や腎臓などの器官も完成し、万が一早産になっても
 なんとか大丈夫ぐらいまで成長しました。

 ★妊娠8ヶ月の超音波写真

 この頃の超音波写真では手足を測ったり、顔の表情を
 見たりします。また心臓が左心室、右心室、左心房、右心房の
 4つの部屋に分かれているのも確認できます。

 BPD(児頭大横径)、FTA(腹部体幹面積)、FL(大腿骨長)の
 サイズを計算して推定体重を出します。

 ★細胞の数

 妊娠8ヶ月になると、赤ちゃんには60兆個の細胞が
 出来上がります。これは大人と同じ数の細胞数で、人間として
 ほぼ完全に成熟しました。

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